シンガー・ソングライターのＫＡＮさんがお亡くなりになりました。
KANさんは福岡出身の６１歳で国民の応援ソング『愛を勝つ』を歌われていた方です。
愛は勝つについてはこちら
そんなKANさん今年３月に「メッケル憩室がん」であることを公表しコンサートなどの活動を中止してました。
そこで今回はKANさんの死因となったメッケル憩室がんが発見された経緯や病気について深掘りしていきたいと思います。
KANさんがメッケル憩室がんを発見した経緯!
KANさんがメッケル憩室がんを公表した際にはがんを発見した経緯をこのように報告しています
昨年１０月に腹痛があり、何週間も続いたという。胃の内視鏡検査を受け、ポリープが３つ見つかったものの「良性」で、胃薬をもらって療養したが症状が収まらず。
https://news.yahoo.co.jp/
ＣＴスキャンを実施したところ、「へその横に腫瘍らしきもの」が映ったことで、ＰＥＴ検査、超音波、大腸内視鏡検査を受けたが原因の特定には至らず。腹腔鏡手術を実施して、「メッケル憩室がん」と判明し、時間を要したことを語っていた。
何週間も続いた腹痛から様々な検査をしたのに原因がわからないというのは辛すぎますよね。
その後CTスキャンでへその緒の横に腫瘍らしきものが写っても、様々な検査でも原因特定できず手術してやっとわかったという状況からもかなり発見が難しいがんだったということが伝わります。
メッケル憩室がんが発見されたときのステージは？
KANさんは2023年3月に『メッケル憩室がん』を公表したときにはすでにステージ４だったのではないかと思われます。
メッケル憩室がんの特徴
メッケル憩室がんは、発見が比較的難しい小腸がんのひとつとして、診断が難しい病気です。メッケル憩室がんの症状は通常無症状で、症状が進むと腹痛・腸閉塞・吐血などが現れることもあります。診断は、内視鏡検査や画像検査を使って、メッケル憩室内の腫瘍を確認します。
https://medicaldoc.jp/
KANさんは通常無症状であるメッケル憩室がんから腹痛が起きていたということで、すでに症状が進行し腸閉塞を起こしていた可能性が高いですね。
そのためすでにかなり深刻な状況だったのではないでしょうか。
KANさんのがんが発生したメッケル憩室ってどこ?
メッケル憩室とは小腸の壁の一部が袋状になって外に飛び出たものです。
すべての人にある部位ではなく２％前後の乳児に生まれつきにあるとされているようです。
メッケル憩室は通常はお母さんのお腹の中にいる間に吸収されます。
しかし、まれに腸管側に残ってしまうことがありおとなになって炎症を起こすことがあるようです。
KANさんの場合はこのあるだけでも貴重なメッケル憩室にがんができているため日本国内でもごく少数の珍しいがんとなるようです。
まとめ
KANさんの死因は公表されていませんがメッケル憩室がんを公表したときのコメントからがんはすでに進行しステージ４になっていたのではと予測されます。
そのため死因はメッケル憩室がんと言えるでしょう。
KANさんは病気の公表後、ラジオを治療のためにちょこちょこお休みはしていましたが、2023年10月の頭にパリに旅行に行かれて以降はずっとお休みをしていました。
予定どおり昨夕、
— KAN_official (@_kimuraKAN) October 11, 2023
楽しいパリ旅から
東京に戻ってまいりました。
だいじょぶでした、おれ！
多大な御心配をおかけした皆さま、
ありがとうござました。#kimurakan pic.twitter.com/ncThEOyhxQ
KANさん自身が『だいじょうぶでした、おれ』と書いているところを見ると症状がかなり進行している状況で最後の願いで訪問したのかもしれません。
そして最後の投稿がこちら。
The Beatles
— KAN_official (@_kimuraKAN) November 6, 2023
【NOW AND THEN】
（Official Music Video）
やっと観た！
やぁ・・・、
いろんなことが素晴らしぎて書き尽くせない。
エンディングも美しいですね。#TheBeatles #NowAndThen #kimurakan
たった10日前のことなので本当にショックが大きいですね。ご冥福をお祈りいたします。
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