2022年4月23日に知床半島沖で起こった観光船の沈没事故。
その観光船カズワンを運営していた知床遊覧船の社長、桂田精一容疑者が2024年9月逮捕されました。
そんな桂田精一容疑者が「クズ」と言われている理由を調べてみると、衝撃の理由が出てきました。
そこで今回は桂田精一がクズと言われる理由を深堀りしていきます。
- 桂田精一容疑者クズと言われる理由
- 桂田精一容疑者が事件後に反省しているのか
それでは早速みていきましょう。
事故の経緯
まずは事故の経緯を簡単に振り返ってみたいと思います。
事故の日時
2022年4月23日 午後1時頃
事故の場所
知床半島沖合
事故の経緯
- 観光船「KAZU I」は、有限会社知床遊覧船が所有・運航する小型観光船
- 乗員・乗客合わせて26名全員が死亡・行方不明
- 当日は強風注意報と波浪注意報が出ていた
- 別の会社から「今日の運行はやめたほうが良い」と言われていた
- 無線が破損して使えない状況だった
他にもたくさんの情報が出てきたことで、事故発生当時から桂田精一容疑者の経営方法が注目される事件となりました。
注意報がでていたことや他の会社から止められていたのにもかかわらず運行を強行したことで起こった悲しい事故だたと言えますね。
桂田精一はクズと言われる理由がやばい!!
桂田精一がクズと言われる理由を細かくみていくと衝撃的なものがたくさんあります。
一つづつ紹介します。
①船舶免許がない
桂田精一容疑者は観光船を運営していたのにもかかわらず船舶免許をもっていませんでした。
そのためトラブルが起きたり、安全確認などの知識がなかったのではないでしょうか。
②実務経験が無い
通称、船の運行を管理する人には3年以上の実務経験が必要となります。
しかし桂田精一容疑者は船舶免許がなかったことで実務経験もありませんでした。
そのため全くの素人が人の命を預かる仕事をしていたということになりますね。
③国土交通省への虚偽報告
無免許や実務経験が無いのにかかわらず、運行管理者になっていたということは国土交通省への虚偽報告をしていたということになります。
この点で言えば国土交通省への運行管理者の届けがどういった方法だったかわかっていませんが、虚偽報告をさせないシステムになっていなかったのも問題と言えるでしょう。
しかし、虚偽報告で許可を取るという行為をした桂田精一容疑者はクズと言われても納得できますね。
④別の事故を虚偽報告
知床観光船は2021年にも乗客3人が怪我をする事故をおこしています。
実際は船のベンチが破損したことで怪我をしていたのに、ベンチの破損については海上保安庁への報告では隠蔽したそうです。
都合の悪いことは隠すクセがあったのかもしれませんね。
⑤ベテランの解雇
知床遊覧船は2016年まで別の会社が運営していた会社でベテランスタッフが存在していました。
しかし、桂田精一容疑者が買収後ベテランスタッフをすべて解雇しアルバイトで運営していたと言われています。
給与面などで経費を削減するための解雇だったのでしょうか。
⑥メンテナンス不足
知床遊覧船のカズワンはほとんどメンテナンスされていなかったと言われています。
船のメンテナンスには1000万かかると言われており、お金をかけることにかなりケチっていたようですね。
船や無線をきちんとメンテナンスしていれば防げた事故かもしれません。
⑦お金のために強制出港
事故が起きた当日注意報が出ていたことで出港を止められたのにもかかわらず、運行を留めると売上を返金する必要があるため強行したようです。
コロナ禍で資金繰りが悪化していた事もあり、安全よりも売上を優先したのでしょう。
⑧事故説明会に欠席
桂田精一容疑者は事故後の説明会に一度も現場で参加しませんでした。
- 1度目は電話で参加
- 2度目・3度目は欠席
一度も被害者の遺族の前に現れなかったことが運行責任者としてありえないですよね。
⑨記者会見の土下座
事故の4日後に記者会見を行いましたが、その場ですぐに土下座で謝罪しました。
それがただのパフォーマンスで誠意がないと感じた人が多かったようです。
知床観光船「カズワン」事故、桂田精一社長を逮捕…業務上過失致死容疑 : 読売新聞オンライン https://t.co/FBKD5Zdkh7
— チョビ之助💉×7🦖🦕No.5287 (@Cyobinosuke1st) September 18, 2024
2022年4月23日に発生した「知床遊覧船沈没事故」の運航会社社長・桂田精一容疑者がやっと逮捕された。あの見え透いた「土下座会見」は、遺族の神経を逆撫でしただけだった。 pic.twitter.com/oyIKQealpB
⑩船長に責任転嫁
会見では「引き返す判断は船長」や「客からの要望があった」などと責任を添加するような発言が行われました。
実際に自分の責任を言及する場面もありましたが本音は自分のせいではないとの思いがあったと考えるのが有力でしょう。
それらの発言には日本国民多くの人が嫌悪感を感じたようですね。
知床遊覧船事故から5日も経って漸く社長が姿を現し遺族に説明と謝罪。これがまた船長への責任転嫁と言い訳ばかりで遺族でなくても聞く者の神経をひどく逆なで遺族の怒号がよくわかる。
— アゲハ蝶🦋🎀 (@taniguchikazuk2) April 27, 2022
天候不良の中での出港責任は勿論、無線アンテナ電話故障で「他の船のキャッチをあてにする」等とは‼
船舶業失格‼
桂田精一は事故の反省は一切なし!?
桂田精一容疑者は事故の1ヶ月半後には陳述書を提出し「(責任が同社のみにあるとするのは)おかしい。監督官庁である国にもある」と記載したと言われています。
船長や、乗客に責任転嫁した次には国の責任と言い出すのには呆れてしましますよね。
また他の関係屋には『海上の事故だから船長に一番の責任がある。自分は逮捕されない』と話していたと言われています。
26人もの命を奪った事故の引き金となった桂田精一容疑者がきちんと逮捕されたことはとても良いことだったのではないでしょうか。
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