車いすテニスで世界ランク1位の小田凱人(おだ ときと)さん。
小田凱人さんは子供の頃になった病気の後遺症で車椅子になったそうですが、実は歩くこともできるそうです。
そこで今回は小田凱人さんが病気後も歩けるのはなぜなのか、また病気の現在の状況についても詳しくみていきたいと思います。
小田凱人のプロフィールと車椅子の経緯は?
まずは小田凱人選手のプロフィールと経歴を紹介します。
プロフィール
- 名前:小田凱人(おだ ときと)
- 生年月日:2006年5月8日
- 年齢:18歳※2024年8月現在
- 出身:愛知県一宮市
経歴
小田凱人選手が車椅子になったのは9歳のときです。
小田凱人選手はもともとサッカー選手になるのが夢でしたが、左足に骨肉腫を発症し車椅子生活になりました。
そのため、夢を諦めることになった小田凱人選手に当時の担当医師がパラスポーツを勧めたことで、車いすテニスのレジェンド国枝慎吾選手と出会い車いすテニスを始めることにしたそうです。
車いすテニスの成績
- 2020年 世界ジュニアテニスマスターズ 単複優勝
- 2021年 Swiss Geneva Open(ITF1)優勝
世界国別対抗戦『ワールドチームカップジュニア』優勝 - 2022年 全仏オープン(GS)ベスト4
楽天ジャパンオープン(ITF2)準優勝
NEC車いすテニスマスターズ優勝 - 2023年 全豪オープン(GS)準優勝
全仏オープン(GS)優勝
全英オープン(GS)優勝 - 2024年 全豪オープン(GS)優勝
たった5年で世界の最高プレイヤーになるなんてすごすぎますよね。
小田凱人は病気後も歩けるのはなぜ!?
小田凱人さんは病気の治療の影響で車椅子と生活となりましたが、実は歩くこともできます。
というのも小田凱人さんは骨肉腫の手術の際に股関節と大腿骨の一部を人工関節に置き換える手術をしたようです。
そのため、リハビリで歩くことはできるようになったようですね。
左足には人工関節が入っており、長い距離の歩行は難しいというが、足取りは軽やかだ。
歩行時にそれなりの不自由さは確認できるが、誰の手も借りずに階段を上って2階にあるメイクルームに向かった時には驚いた。
「筋力の低下を防ぐためにも、普段は立って生活するようにしています」と、本人はリハビリを理由にあげるが、通底しているのはカッコいい自分でありたいという想い。
とにかく、見え方、見られ方を強く意識している(ように見える)。
https://www.gqjapan.jp/article/20240518-paris-2024-winners-tokito-oda
実際に小田凱人選手のインスタでは杖を持ったかっこいい小田凱人さんがたくさん見ることができます。
小田凱人さんはかっこよさも大事にしているそうで、インスタの肩書はアーティストとなっており魅せることも意識しているようです。
小田凱人の病気の現在は?肺がんに転移していた!?
小田凱人さんの骨肉腫は骨のがんで、転移をする可能性のある病気です。
そのため小田凱人さんも11歳のときに肺に転移し肺がんを発症しています。
当時は、車椅子テニスへの影響を考え自分で入院を拒否し、抗がん剤を使っての治療と車椅子テニスを両立していたそうです。
その後13歳で再手術をしたそうですが、その翌年に世界大会でダブルスとシングルスで2冠しているのが驚きですよね。
2024年現在はガンの発生は落ち着いているものの、完治と言われるのは2030年と言われているようです。
まとめ
今回は車いすテニスの小田凱人さんについて病気についてや現在歩けるのかをみていきました。
小田凱人さんは杖を使えば歩くこともでき、杖自体をファッションのように受け入れた姿もとてもかっこいいですね。
そんなかっこいい小田凱人さんは肺がんを発症したこともあるそうですが11歳で自分の意志で競技と治療を両立させたすごい方です。
今後も小田凱人さんの活躍には注目しておうえんしていきたいですね。
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