2020年に大阪市の小学校「いじめ」の問題で、児童と両親が市を訴えている裁判2024年8月現在行われています。
その裁判の口頭弁論が2024年8月23日に行われ、大阪市が「いじめではなくトラブルだった」と訴え炎上しています。
そこで今回はこの小学校がどこだったのか、どんないじめでなぜ大阪市が「いじめじゃない」と言ったのかについて詳しく見ていきたいと思います。
【大阪市】裁判になったいじめの内容は?
今回、裁判になったいじめ問題の内容となぜ裁判の相手が大阪市なのか整理してみましょう。
いじめの内容
2020年7月に行われたと言われるいじめの内容はこちらです。
当時小学1年生だった女児が、同級生の男児から
- 下校中にランドセルや水筒などの荷物を無理矢理持たされる
- 「裸になれ」と言われたりする
などのいじめを受け転校を余儀なくされたようです。
裁判の内容
今回いじめが起きた学校は、女子児童がいじめを受けていたことを認識しながらも、「ケース会議」と言われる教職員や関係機関が対応を話し合う会議を開きませんでした。
また、進級するときにも「解決済みのトラブル」として担任の引き継ぎが行われました。
その時にいじめを受けた女子児童の両親は「いじめがあったことを周知してほしい」と話したものの、校長から
「いじめという言葉を使って分断が起きたら、(双方の児童にとって)良くない」
と言われ対応してもらえなかったそうです。
そのため、女子児童の両親は「子供が重大性を理解できるよう、学校がきちんと指導してほしい」と学校を管轄する市を相手取り裁判を起こしたそうです。
【大阪市】いじめ否定の小学校はどこ?いじめじゃなくトラブルの言い訳がやばい!!
大阪市の小学校ということで調査していみましたが、大阪市には287校の市立小学校がありどこの学校化特定することはできませんでした。
今回はいじめをいじめと捉えなかったことでニュースのコメントでは、「こんな学校名は公表してほしい」という声が上がっていました。
【大阪市】いじめじゃなくトラブルの言い訳がやばい!!
大阪市は8月23日の口頭弁論でもいじめじゃなくトラブルとのコメントをしています。
その意図は公表されていませんが、今回の問題が小学校1年生同士だったことで学校側はいじめではなくトラブルと表現したのではと思われます。
近年では犯罪である暴力や誹謗中傷を「いじめ」と表現していることがおおいため、学校側はいじめじゃないと言っているのかもしれません。
犯罪は犯罪、法に触れない嫌がらせが本来のいじめだと認識を改めてほしいですね。
まとめ
今回は大阪市のいじめ裁判について詳しく見ていきました。
近年いじめでの自殺なども多いためいじめと犯罪をきちんと教育する学校であってほしいですね。
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